マイカーローンの金利は、一般的にディーラーは高いと言われています。車種や購入金額にもよりますが、7%や8%程度の金利が取られる場合もあり、返済期間を5年などの長期にしてしまうと、最終的な利息の負担も大きくなります。
今の時代、フリーな借り方が出来るカードローンでも7%前後で借りられる時代ですので、マイカーローンの金利で7%も8%も取られていたのでは、ハッキリ言って損をしています。探せば、もっと安いローンも存在し、ネット銀行のマイカーローンなら1%や2%台での利用も出来ますので、マイカーローン金利はよく比較をするようにしましょう。
より低い金利でのマイカーローンを考えている方は、クレジット会社の信販系のローンではなく、金融機関である銀行を利用すると良いでしょう。日本全国対応のネット銀行の低金利マイカーローンが人気ですが、地元の地方銀行で借りるタイプもあります。
ただ、地銀の場合には営業地域内を利用対象としているため、身近な地銀ではあまり良い条件のローン商品が無い場合もあります。他の都道府県の地銀が魅力的なマイカーローンを提供していても、利用対象地域にお住まい、またはお勤めでないと利用が出来ないため、注意が必要です。
マイカーローンの金利は、残念ながらしっかりと比較をしない方が多いのも事実です。ディーラーで車を買うとなると、そのままローンを組まなければならないと考えている方も多く、高い金利による大きな利息で負担が膨らんでいるのです。
しかし、実際にはマイカーローンは外部の金融機関で組んでも当然、問題はありません。ローン契約を済ませると金融機関側が購入元に直接お金を振り込んでくれるため、ローンの手続きとしても面倒にはならないのです。
ディーラーでローンを組む場合には、ローンが完済されるまでは車の所有権が販売店になっている場合があります。万が一にも返済が出来なくなった場合のために、車を担保のように扱うためです。
ディーラーで組むローンは、金融機関の審査に比べて基準が低くなっています。返済が出来なくなる可能性を考慮しなければならないため、所有権はローン完済までは販売店が持つようになっているのです。
その点、金融機関で組むマイカーローンでは車の所有権は取られないため、ローンの支払い途中であっても車は自分のものとなります。譲渡やローン途中での売却においても所有権上の面倒な手続きはありませんので、安心が出来るのです。
金利の低い金融機関のマイカーローンは、借り換えとしても利用可能となっています。上記の住信SBIネット銀行マイカーローンでも、他社からの借り換えにも対応をしているのです。
過去によく比較をせずに高い金利でローンを組んでしまった方も、低金利のマイカーローンに借り換えを行えば、今後の返済は負担が軽くなります。返済期間や金額が多く残っている方ほど、借り換えによる負担減の効果が大きくなりますので、高い金利でマイカーローンを借りてしまっている方は、借り換えも検討してみると良いでしょう。